2011年10月13日木曜日

『ためらいのリアル医療倫理』『ご近所の公共哲学』の紹介が

 10月発売の新刊、岩田健太郎先生の『ためらいのリアル医療倫理』が、「週刊ポスト」10/27号で紹介されました。評者は精神科医の香山リカさん。千字に満たない短い紹介ながら、「私は、きちんとためらえるのか」と自問で結ぶあたりに、同じく医療・言論の現場に立つ強い当事者意識が見え、香山さんらしい納得の紹介でした。


 もうひとつ、6月に発売になりました小川仁志先生の『日本を再生!ご近所の公共哲学』が、住友生命が発行し無料配布している本の情報誌「スミセイベストブック」11月号で紹介されています。3頁にわたっての紹介の最後には、小川先生ご自身による以下のメッセージも掲載されています。



 私は今アメリカで公共哲学の研究をしています。こちらに来て改めて感じるのは、日本のご近所の素晴らしさです。アメリカは基本的に個人主義の国ですから、ご近所のつき合いは表面的なものになりがちです。しかし、日本のご近所には、それにとどまらない温かさを感じるのです。長引く景気の低迷や大震災の被害と立ち向かうには、一人ひとりがもっと世の中に関心をもつことで、ご近所がもつ温かさを「熱い力」に変えていく必要があります。拙著がそのための手引きになると幸いです。

 ひきつづき、ご愛顧のほどを。