好評いただきました
「煮豆の会」 (下北沢fog)
を一部ムービーでご紹介
ご好評いただいております『受け継ぐ暮らし』刊行を記念した「煮豆の会」(2015.11.30)。
カメラマン・高橋京子さんのご協力のもと、ダイジェスト版の動画を公開しました。
自宅で使う調味料やハスをすってのどの痛みをおさえる話などを聞くことができます。
ほんの一部ではありますが、動くより子さんをぜひともご覧ください。
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家庭でつくるおせちのはなし |
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畑で採れたものを食べる |
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身体にやさしい梅干しづくり |
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寒い季節には自家製のみそを仕込む |
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(「自己紹介に代えて」より一部抜粋)
私たちの時代は,便利なレトルト品も電子レンジもお総菜のお店もなくて,なんでも手作りするしかなかったけれど,今の時代は物や情報があふれているぶん,自分にあう方法がわかりにくかったり,敷居が高くなったりしているのかもしれません。たとえば,おだしをとるにしても,料理の本に載っている一番だしは料亭でプロがする方法。毎日のお味噌汁にはちょっとぜいたくだし,手順も面倒。おうちのだしは,もっと大雑把でいいのです。
私が教室でお教えするのは,主婦が作る家庭料理です。材料はおうちにあるもの,いつも手に入るもの。味つけは,最初はレシピ通りだったとしても,家族の好みに合わせて少しずつ変えながら,家庭の味,母の味を作っていきましょうと,お伝えしています。物が豊富な時代だからこそ,うちだけの味の尊さを思わずにいられません。そして,主婦がお料理をするのは毎日のことですから,少し
でもラクに,楽しくなるように,アイデアをお伝えしています。名前も「たのしい料理教室」とつけていたほどです。
(中略)-----------------------------
人生の第二ステージが充実するなかで,ある若い方々とのご縁から,東京・渋谷区「かぞくのアトリエ」で,〈受け継ぐ暮らしの教室〉というテーマのお話し会を開くようになりました。参加してくださるのは,小さな赤ちゃんを連れた若いお母さん方です。
みなさんの暮らしが,より安心で健やかなものになるお手伝いができたらと,長年の主婦経験で実践してきたことをお伝えしています。そのご縁がまた,この本の出版にもつながりました。私が作るお料理や家事の工夫は,どれも簡単なことばかりですが,日本人が馴染んできた味を繰り返しながら,その土地で採れた旬のものを食べる―― 自然に寄り添う暮らしを大切にしています。まずはひとつずつ,気になることから試していただけたら,とてもうれしく思います。
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暮らしとおしゃれが結びついています |
yunahica |