2012年5月31日木曜日

6/28 紀伊國屋書店新宿南店で藤井聡先生のライブトーク開催

生きる技術!叢書『プラグマティズムの作法』が好評発売中の藤井聡先生が、紀伊國屋書店新宿南店3階のイベントスペース〈ふらっとすぽっと〉に登場、ライブトークを行います。

デフレの悪化、倒産、失業者・自殺者の増加、大震災の被災地の放置など、いま日本を覆うさまざまな閉塞感。これを打ち破るには「プラグマティズムの作法」をもって対処すればよいと、藤井先生は主張されます。TPP論議、震災復興、国土強靱化等の現場で実践・発言を続ける先生に、そのプラグマティズム的思考の作法について語っていただきます。

「お仕事帰りにふらっと立ち寄れて、読者であるお客様と本、著者、編集者、書店員がFLATにつながれる場所になるようにとの思いを込めて」名付けられたというこのイベントスペース、売り場の一画がそのままライブの場になるという臨場感が売りものです。

「さくらじ」「超人大陸」などの動画配信番組ではおなじみの、藤井先生の威勢のいい京都弁辻説法が生で聴けるチャンス。
6月28日(木)19:00から。入場無料、予約不要ですので、お気軽にお立ち寄りください。

詳しくは紀伊國屋書店さんのホームページへアクセス!


ちなみに、藤井先生と中野剛志先生が、5/21に「超人大陸」で対談されたときの模様が、ユーチューブにアップされていますので、ご興味のある方はこちらもどうぞ。


2012年5月25日金曜日

COMODOケアブック好評発売中! そして新刊は「メイク」???

 
#COMODOケアブック『10年着るための衣類ケアブック』(石川理恵/取材・文)
重版中です。
また、重版に合わせ、書店さま用見本書籍を制作中ですので、
↓を見かけたらぜひお手にとってください。 
 
見どころをご紹介する見本本。サブタイトルが隠れているのはご愛嬌!


見本本&POPを設置いただいてる紀伊国屋書店新宿南店様

現在、COMODOケアブック4冊目となる最新刊「メイク」の本を鋭意編集中です。


「毎日メイクに変化をつけている人ってどのくらいいるのだろう?」 
「惰性になりがちではないかな?」 
「服は冒険しても意外と自分の顔に合うのはこのメイク、と決めてしまっているかも」 
「たしかに服はモードなのにメイクはコンサバかも・・」 
「うーんそしたらば洋服や靴、ファッションにあわせたメイクのアイデアが載っていたら目からうろこ(笑)のヒントになるのではないかな?」

――など自問自答とさまざまな方たちとの会話をきっかけにしてはじまった企画です。 
 
たとえば、
メイク道具を購入するようなときも、どんなファッションが好みかどうか、あまり考慮されてないことにあらためて気づきます。 
できるだけトータルで、メイクもファッションの一部、自分のスタイルの一部と思って再構築してみると自分らしさというものの姿が顔を出すかも。 
 
目を強くする<キャッツアイ>や、やや印象深い<赤いリップ>はじめ、ちょっと個性的なアレンジも取り入れやすいようなトータルコーディネイトの提案、ガーリーにもボーイッシュにもモードにも自在なポイントメイクのアイデアが詰まったおもしろい本になるのでお楽しみに!

メイクを変えて自分らしさをつくるのも、たのしく生きるための技術のひとつ。
タイトルとテーマについてひと足さきの告知です。

『わたしらしさのメイク』、7月初旬には店頭に並ぶ予定です。
 
また、近日中に詳細をこのブログでご案内いたします。 
 
(編集部A山) 

2012年5月11日金曜日

インフォバーンCEOの小林弘人さんが、一橋大学大学院の楠木建さんと対談


インフォバーンCEOの小林弘人さんが、一橋大学大学院の楠木建さんとの対談で、日経ビジネスオンラインに登場されています。
今回の小林さんのお相手は、16万部突破のベストセラーとなった本格的な経営書『ストーリーとしての競争戦略』を著した一橋大学大学院の楠木建教授。楠木先生が監修を務められた『リアルタイム・マーケティング──生き残る企業の即断・即決戦略』の発売に合わせて企画された対談です。

【特別対談】一橋大学大学院の楠木建さん×インフォバーンCEOの小林弘人さん
上司説得型」を脱し「リアルタイム」で意思決定できる組織を
「期待マネジメント」こそが、行き詰まりを打破する切り札


「上司説得型マーケティング」には苦笑しつつ、ここで言及されている「期待マネジメント」の考え方が、個人的には非常に参考になりました。
会社員としてのミッションを意識しつつ、個人の立場でソーシャルメディアの活動を細々と続けているA藤としては、過度なあおりにも走らず、かといって凡庸でもない、意外性のあるレトリックで自分のプロダクトをアピールしていくべきであること、再認識できました。以下のようなトリガーワードが刺さります。

過度事前期待をあおるやり方よりも共感を育むかたちのコミュニケーションを
期待の逆張りによるイノベーション
「こいつはダメだな」と思わせておいて、そこそこの実績を出すから見直される
ソーシャルメディアと期待マネジメントはセットで考えなきゃいけない
期待を上げようとして、逆に客を失望させてしまう、期待マネジメントの失敗例

業種にかかららず、企画・マーケティングに携わる方々に、ぜひご一読をおすすめいたします。
生きる技術!叢書では、近々、ウェブマーケティングの最新理論をかみくだいてお伝えするプロジェクトをスタートさせる予定でおりますので、乞うご期待です。


ASYLがアートディレクションを担当した「大友克洋GENGA展」5/30まで


いまさらのアナウンスで恐縮ですが、「生きる技術!叢書」シリーズ全体のデザインをお願いしているASYLがアートディレクションを担当した、「大友克洋GENGA展」が好評開催中です。


『AKIRA』『童夢』『気分はもう戦争』『さよならにっぽん』などの代表作はじめ、単行本未収録初期作品から画集『KABA2』の最新カラー作品までの原画が一望できる、初の総合原画展。3331 Arts Chiyodaにて、5月30日までの開催になりますので、未見の方はお急ぎください。

ちなみに今回の原画展、アートディレクションのASYL、ウェブ担当のインフォバーン、Official Comments writerの山下卓さんなど、旧・日本版ワイアードのスタッフが総動員でありますね。ワイアード人脈、すばらしいです。


2012年5月3日木曜日

『地雷を踏む勇気』が好評の小田嶋隆さんが、朝日新聞5月1日付夕刊にコラムを寄稿されました。題して、「原発の『脱ぎ方』考えよう」。
舞台を朝日新聞という良識派一大メジャー紙にうつしても、ぶれることのない鋭くも笑える内容はさすがです。現在、朝日新聞のウェブ上の記事は、会員登録しないと読めないので、こちらでご堪能いただければ。




 あわせて小田嶋さん情報ですが、CS朝日ニュースターの「ニュースの深層」のキャスターも4月より務めておられます。週替わりでキャスターが登場するのですが、そのメンバーがすごい。以下のような方々。
<月曜担当>東浩紀("民意"を問い続ける作家)
<火曜担当>飯田泰之(経済再生を探るエコノミスト)
<水曜担当>荻上チキ(弱者にこだわる評論家)
<木曜担当>小田嶋隆(警句"けいく"を発するコラムニスト)
<金曜担当>小野由美子(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版編集長)高橋美佐子(生活目線の朝日新聞記者)
 月~水曜日はいま旬をむかえている気鋭の若手論客、金曜日は大手メディアから、というメンツはわかりますが、この人選のなかであと一人を小田嶋さんに声をかけるというのも、朝日ニュースターさん、勇気ある選択かと思います。 ここでは小田嶋さんが地雷となる役割なのでしょうか? しかも木曜日の前任の担当は上杉隆さん!地雷を抱える隆さんから、地雷を踏む隆さんにバトンタッチされたこの番組、CSに加入されている方はぜひご視聴を。

 この連休中に、ミシマ社より以前より発売予定となっていた『小田嶋隆のコラム道』の原稿完成宣言もされ、今年もますますの活躍が期待される小田嶋さん。日本のコラム界をぶっちぎりでリードする小田嶋さんから、今後も目がはなせません。近々このブログからもグッドニュースをお知らせできると思いますので、ご期待ください。(A藤)